2013.1.5
の続き。
新春一人旅その2
⑤中禅寺 真言宗の寺院。江戸時代の火災により記録などを焼失し、詳細は不明な点が多いとされている。
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薬師堂 建立は平安末期から鎌倉初期。方三間(ほうさんげん)という形式で、長野県最古の建物であるという。
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方三間というのは、東西南北のどちらから見ても柱が四本立っていて、間が三つあることをいうのだそうだ。確かにあります。確認しました。
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説明書
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中禅寺木造金剛力士立像 阿形(右)と吽形(左)の二体。平安後期のものらしい。
ただ、言っちゃ悪いが・・
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若干、クオリティが低い気が・・
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説明書
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⑥塩野神社 参道からして雰囲気満点。俺の好きなタイプだ。かつては、独鈷山の山頂近くに祀ってあったが、後にこの地に移されたという。
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下に清流が流れ、太鼓橋を渡る。塩野神社は水の神様であるといわれている。
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拝殿は寛保三年(1743)、本殿は寛延三年(1750)のものと考えられている。

拝殿は二階建て。
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格好良いなこれは。貞観十五年(873年)「信濃国塩野の神」に正六位上という位が贈られた記事が、日本三代実録という書物にのせられてるという。
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拝殿の2階部分
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本殿の彫刻が美しかった。大工棟梁は末野忠兵衛。別所神社は、末野庄兵衛安定。
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この末野家は、江戸時代初期からの伝統的棟梁であり、当地方随一の棟梁でもあった。
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続く

⑦前山寺(ぜんさんじ)
真言宗の寺院。⑤~⑦あたりはひたすら歩きました。坂道多くて疲れた。とてもざっくりした案内だが、これを信じるしかないので、左を見る。
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ここか?でもここしか道がない。
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本当にたどり着けるのか?
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100mほど行くとそれらしき寺にたどり着いたが・・そりゃないぜ大将、ここまで来て正面に回れなんて・・
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気を取り直し、本日2つ目の三重の塔である。建立は室町時代の初期と推定され、高さは19.5m。
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「未完成の完成の塔」と言われている。
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二、三重の柱に長押仕口がありながら、窓も扉もなく、また廻廊も勾欄もない。
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ただ長い胴貫が四方に突出して、うまく変化と調和を持たせている。
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現地の説明文をそのまま書いているので、自分で何書いているのか全くわからん。
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雪景色が似合いそうな塔でした。
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この前山寺、元弘年中(1331年)の開山と伝えられている。塩田城の鬼門に位置し、その祈祷寺として、武将の振興も厚かったそうだ。
へ続く。
以上
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