2013.6.29
タウシュベツ橋梁:上士幌町の糠平湖にある旧国鉄士幌線(帯広駅~十勝三股駅間)のコンクリート橋。
糠平湖の推移変動により見え隠れする「幻の橋」である。
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1939年(昭和14年)にタウシュベツ川に架けられた。1955年(昭和30年)に糠平ダムが建設、橋梁周辺が湖底に沈むことになったため、士幌線は湖を避けるように新線が引かれたのでお役御免となった。
ちなみにその新線も1987年(昭和62年)に廃線となっている。 
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2013年現在、湖畔の展望台から対岸にある橋を見る状況でした。望遠ズームを活用しての撮影なので、スマホで撮影してもかなり小さく映る事でしょう。 
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数年前、7月に見に来た時は完全に水没しており全く見えず。
例年、6月頃から沈み始め10月頃には完全に水没して、再び姿を現すのは1月頃だという。今回も、もう少し水かさが増せば水没の状況でした。
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あと何年この雄姿を我々に見せてくれるのだろうか。
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続く
第五音更川橋梁
国道273号線からよく見える大きなアーチ橋である。
幌加除雪ステーションに車を止め、数百m遊歩道(廃線跡)を歩くと見えてきます。橋の上はフェンスで立入り禁止。しかし藪の中に何となく道がありましたのでそこを降りてみることにしました。
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この橋は昔林業用として使われていたのでしょうか。現在は徒歩でないとたどり着けません。
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全長109mと大規模で、10mアーチ6連・23mアーチ(河川横断部)1連・10mアーチ1連の8連からなる。
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23mアーチ(河川横断部)部。
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10mアーチ部
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生い茂る木々の間からの木漏れ日が気持ち良かった。
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あんまり下でうろうろしてると、剥がれたコンクリが落ちてきそうです。
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第三音更川橋梁  1936年竣工・全長71m(10m×2・32m・10m×1)
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北海道に現存するコンクリートアーチ橋としては最も古く、32mのアーチスパンは最大のもの。
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アーチ橋の向こうに見える川面と青空が美しかった。
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以上