2013.8.20
ツインリンクもてぎ内にあるHonda Collection Hall。5月の訪問の際、ティレル020が置かれてた場所に今回はロータス ホンダ99Tが置かれていた。この角は中嶋区画なのでしょうか?
1987年、34歳にして日本人初のフルタイムF1ドライバーとなった我らが中島悟の記念すべきF1デビュー車である。
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この年のチームメイトは後のワールドチャンピオンのアイルトン・セナ。 モナコGPとアメリカGP(デトロイト市街地コース)でセナが2勝。中嶋も堅実に4位1回、5位1回、6位2回の合計7ポイントを獲得した。このマシンはサンマリノGP6位入賞車(中島悟)である。
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RA167E(V6ツインターボ)1494CC・最高出力950馬力以上/12,000rpm。950馬力ですか・・どれだけパワフルなのでしょうか。ボディーはキャメルイエロー。そういえばキャメル吸っている人を最近見ないですね。いや昔もほとんど見たことないですね。
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中嶋はこのロータスに1989年まで3年在籍し、90年はティレルに移籍し91年に引退する。
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中嶋といえば1989年の最終戦オーストラリアGPでの「雨の中嶋」であろう。エンジンはホンダでなく非力なジャッドであったが、ロータスの黄色いマシンで激しい雨の中ファステストラップを叩き出しながら好走し、自己最高位タイの4位に入賞した。
このファステストラップは2012年中国GPで小林可夢偉が再び記録するまでの長い間、F1において唯一アジア人ドライバーが記録したファステストラップであった。
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その激走に感化された田舎の中学生だった私は、雨が降ると自転車で意味もなく傘も差さずに全速力で走っていた。今思うに、その行為にどれ程の意味が有ったのか甚だ疑問である。この時の経験は今までの人生で何の役にも立っていない。
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再びマクラーレホン・ホンダMP4/4
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2000年代のホンダ(このマシン群の後ろで野崎さんが半泣きしていました)
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追記:こちらもどうぞ。



















以上