2013.9.25
埼玉県羽生市にある曙ブレーキ工業の「ブレーキ博物館 Ai-Museum」を訪問。ここは毎週水曜日の14:00~16:00(水曜日が祝日の場合は休館)のみ開館するという、非常に訪問に苦労する博物館である。

定期的に開館している博物館のなかでは、日本で最も訪問しにくい博物館だろう。 扉が締まっていたので、守衛室の方に声を掛けると開けてくれました。
_DSC2863

2013年は不振を極めているマクラーレンチームですが、曙ブレーキ工業は2007年から、マクラーレン メルセデスにブレーキシステムを提供しています。2013年の不振の主な原因は、プルロッド式フロントサスペンションの採用かと思われます。
_DSC2796

2010年のMP4-25・・特徴的なFダクトが付いてます。既に懐かしい空力デバイスですね。_DSC2790

ブレーキとは関係ないが、今年メルセデスに移籍したハミルトンがここまで活躍するとは思いませんでした。ちなみに青い矢印がFダクトです。
BlogPaint

実物を見ると非常に小さいものです。これ4個で時速300キロ超から60~80キロまで、たったの2~3秒で減速してしまうのだからF1とは恐ろしい世界です。減速というか、ほぼ衝突に近いのでは無いかと思います。
_DSC2852
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
開放感溢れる館内であるが、どことなく田舎の香りがする造りである。実際、羽生ですから。
_DSC2827

E5系はやぶさ・E6系スーパーこまちといった新幹線にも採用されている。
_DSC2814_01

時代によって形状が違う事が良くわかります。
_DSC2819

300系・700系のブレーキシステムの模型。
_DSC2815

S2000も有りました。個人的にはこの外観は全く好きになれない。
_DSC2807

後から調べたら、このビモータ テージ3D 受注生産品で450万位するそうです。それにしてもフロントサスペンションの形状が余りにも変態的で、そちらの方ばかり見ておりました。
_DSC2829

この「ブレーキ博物館 Ai-Museum」・・この他にも様々なブレーキが展示されていました。ブレーキ好きな方は訪問必須であろう。
_DSC2809
追記:車関係の博物館




以上