2014.9.10
夏の青春18キップ最終日のこの日は手軽に日帰りできる吾妻線に向かいました。朝6時30分過ぎに武蔵小杉からJR湘南新宿ラインに乗りましたが、早朝から通勤客で混んでおりました。
こんなに朝早くから会社に行って、一体この人達は何するのでしょうか?どうせ「出来るビジネスマンは朝時間を有効活用している」とか書いてあるビジネス本に感化された哀れな奴らでしょう。サラリーマンのお手本は定時5分前出社・定時5分後帰宅です。

という訳で8時49分に高崎に到着。停まっていた115系を何となく撮影。
DSC_0257

最終的には約4時間かけて10時27分に川原湯温泉駅に到着しました。ご覧のとおり平日だというのにかなり混雑しておりました。私含めてほとんどの人が18キッパーでしょうねこれ。
BlogPaint

勝手に「道の駅」八ッ場ふるさと館が川原湯温泉駅の近くにあるだろうと思っていたが、手書きの案内図を見ると片道2キロ程とずいぶんと遠いことがわかり訪問を断念。
その道の駅で食糧確保しようと思っており、カロリーメイトは川原湯温泉につくまでに電車の中で食べてしまったのでもう何もない。結果的にこの空腹が原因で終点の大前まで行かず、この川原湯温泉でUターンしてしまいました。
DSC_0275

ダムの底に沈む川原湯温泉街に行くにも、坂を登らなければならないので途中で引き返し、本当に駅の回りしか歩きませんでした。悲しいくらいに体力がありません。
DSC_0344_01

川原湯温泉の個人的思い出・・王湯に15年以上前に友人と訪れたことがあるが、狭い上にやたらに湯が熱くてさっさと出てきた記憶しかない。また昔は聖天様露天風呂というのが林の中にあったのだが、何だか清潔感がなく入らずに帰ってしまった・・と正直私の評価はそれほど高くない温泉地です。
嘉納治五郎の別荘跡はただの空地。
DSC_0348

何かの広場と橋。
DSC_0351_01

そんな思い出の地もそのうちダムの底に沈んでしまう訳です。
DSC_0356

将来出来る八ッ場ダム湖上を渡る橋がはるか頭上に見えます。
DSC_0272

この地図を見ると、橋の名は湖面1号橋。 この看板がある地点から70m以上高い所に位置している。
DSC_0343_01
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
天気予報では曇りのち雨でしたが、午前中は時折り晴れ間も見える天気となりました。
DSC_0365

川原湯温泉駅に停車中の万座・鹿沢口行きの特急草津。
DSC_0329_01

温泉マークが可愛い。
DSC_0341_01

こちらは高崎方面行きの特急草津の後ろ姿。
DSC_0291

開業は昭和21年4月 吾妻線で唯一の木造駅舎だそうです。
DSC_0376

ダムの底に沈む前には豪快にぶっ壊すんでしょうね。そうでないと木造建築の場合、そのうちプカプカと湖面に浮いていると思います。
DSC_0385

残念ながら、今はほとんど車で行くよね。
DSC_0388

DSC_0398

この9月24日を最後にこの川原湯温泉駅は廃止となること、そして青春18キップの最終日ということもあり、吾妻川を渡る電車もかなりの乗車率です。
DSC_0321
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
温泉温泉という文字が余りに目に入ったため、日帰り温泉に入ってから帰ることにしました。しかし既に移転している新王湯まで徒歩で何分かかるのか分からないので、帰り途中に小野上温泉駅前にある 「小野上温泉さちのゆ」に寄りました。
循環ろ過しているとのことだが、なかなかどうして温泉成分の濃そうな肌触りの滑らかなお湯であった。内風呂・ 露天風呂さらには広い待合室・スポーツ新聞・サービスの冷水と、かなり快適な日帰り温泉施設でありました。
DSC_0404

お迎えの高崎行き電車が小野上温泉駅に入ってきます。川原湯温泉駅周辺と小野上温泉にそれぞれ約2時間ずつ滞在と、何しに来たのかよく分からない1日でもありました。
DSC_0422
最後になりますが、川原湯温泉駅の待合室に傘を忘れてきてしまいました。余計なゴミを増やしてしまって申し訳ございません。しかしながら、8月末日に購入した青春18キップを土日の他に3日会社を休み、きっちり5回使えた事は喜ばしいことこのうえなかった。(土曜は私用を兼ねてキップがわりに使っただけですが)
もっと喜ばしいことは、これだけ休んでも特段仕事に支障がなく、終業のチャイムと同時に帰宅出来ることである。

以上