線路の幅のお話です。
広軌1435mm・・新幹線・主に関西の私鉄とか。
馬車軌1372mm・・京王線・世田谷線・荒川線とか。
狭軌1067mm・・JR・主に関東の私鉄とか。
特殊狭軌762mm⇒今回はここ。

さて10月3日(金)ですが・・
⇒午前中:フリー走行1回目を見ただけでF1日本GPに興味が無くなる。

⇒15時:四日市の末広橋梁を渡る貨物を見る。

さて日没まで何しようかなと地図を見ながら考えた結果、急にここに来ようと決めました。
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近鉄八王子線の終着駅の西日野駅・・この八王子線は、四日市市内の日永駅から西日野駅までを結ぶ路線です。とはいうものの、この2駅しかなく距離は1.3キロしかないので、車でもあっという間に着いてしまします。
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バイクで西日野駅を訪問したのだが、細い道が住宅地の間を縫うように曲がりくねっているので、かなり迷ってしまいました。まぁ最初から、しっかり地図見てから行けば良いのでしょうが、なかなかそれができません。
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何となくの知識で、水害の影響でこの駅から先は随分昔に廃線になった。という事は知っていたのだが、どうにもこの先線路が続いていたとは思えない駅の立地だったので、後から調べたところ、水害の後に駅の位置を移動したとのこと。
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路線図はこちら。近鉄四日市から枝分かれしている内部線から日永駅で更に枝分かれしている路線です。DSC_0171

時刻表はこちら。10時~20時代まで微動だにしない安定したダイヤ設定であります。それにしても、朝7時代の1時間3本を除くと、他は1時間に2本または1本しかありません。朝夕の通勤通学時の増発は無いのか。
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しかしながら西日野駅近くに高校等もあり、四日市中心部への通勤通学の需要があるのか、利用人数は結構あるようです。
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さて、そんな西日野駅に特殊狭軌762mm ナローケージの電車が入線してきました。運転手さんが真ん中に座っていますが、ここにデブが3人並んだら一杯一杯です。車高も低いのでパンタグラフがやたらに大きく感じます。
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ホームも狭いし電車も狭い。ついでに駅前も狭いけど、各車両が色違いのパステルカラーですね。
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四日市へ向けての折り返しまで15分くらい待ちます。遊園地のちょっと大きな電車みたいで、幅は2mちょっとしかありません。
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記念に隣の日永駅まで向かいました。天井も低いですね・・身長175㎝以上あったら、この車両間の通路で頭ぶつかると思います。
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バスみたい。車両の幅が2mちょっとだとすると、イスの幅を除くと通路幅は1mと少しか。
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続く
あっという間に日永駅に到着。屋根と屋根の間が妙に気になるが、右側の急激に曲がっているホームが八王子線。
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3両編成の小さな電車ですら、窮屈そうに停車するコンパクトさ。
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四日市方面から内部行きの電車が入ってきました。これまた小さな3両編成のカラフルな電車です。
手前に見える構内踏み切りが、電車が駅に向かってきても一向に鳴らないので、壊れてるのか?と思っていたら、20m切ったくらいから急に閉まり始めました。「お年寄りが歩いていたら間に合うのか?」と思いましたが、停車位置がこの踏切の前の様なので大丈夫なのでしょう。
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停車するや否や、私が乗ってきた西日野発四日市行きの電車が忙しそうに発車しました。のんびり運行しているのかと思いきや、なかなかタイトなダイヤ設定の様で遠くにその後ろ姿が見えています。それから先頭車両の窓から、こちらを睨んでいるヤバそうな奴が・・
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それにしても、三方全てが単線の分岐駅も珍しいのではないでしょうか?複線はこの日永駅構内のみです。なんとなく昨年11月に訪問した富山地鉄の寺田駅を思い出します。そちらは全て複線でしたが。

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パッと見は本数多そうですが、よくよく見るとそれほど多くない何ともいえない時刻表。
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こちらは内部線終着駅の内部(うつべ)発四日市行き。
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四日市方面から、私が乗る予定の電車が入線してきましたのでこれで戻ります。という訳で、ナローケージ 往復4分の小さな旅が終わりました。
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この後は、明日の三重県道とルーブル彫刻美術館の旅に向けて、松阪まで向かいました。



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以上
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ナローゲージなら・・


終わり。