2015.1.5
数日前、ツイッターで銚子電鉄のデハ1002が、この1月10日(土)で引退することを知りました。これは行かなくてはならない。(とはいえ、そのツイッターでデハ1002の事を始めて知りました。申し訳ございません)
キャプチャ

ということで4日までは混雑してそうなので、5日に訪問する事にしました。そうです、新年早々5.6日と2日有給取りました。新年早々会社行っても大した仕事なんてありませんからね・・周りの目なぞ気にせずに休めば良いのです。
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いきなり仕事始めの日の朝から横須賀線が40分くらい遅れており、銚子についたのは12時過ぎ。大きな醤油樽のお迎えです。
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銚子電鉄の案内板の両脇に「行くぜ東北」のポスターを貼るとはJRもえげつない。
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銚子電鉄乗り場はJRのホームの端を少しだけ借りている形。銚子電鉄の切符は車内で買うしかないため、一旦銚子駅の外に出るとJRの自動改札脇の通路をそのまま通り抜け駅構内に入るしかありません。
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ちょうどお目当てのデハ1002が入線してきました。一目で分かる程にかなりお疲れの車体です。
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この車両、数年前に丸ノ内線分岐線のカラーに戻したとのこと。丸ノ内線支線は人生で1.2往復しかしていないので、個人的な思い入れが全くないのが残念です。
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車内で車掌さんから1日乗車券の「弧廻手形(620円)」を購入。席は一杯、立っている人もかなり居て満員御礼、車掌さんが忙しそうに切符販売をしていました。
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今は使っていない運賃箱からも歴史を感じます。
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何となく途中の『君ヶ浜』で下車。駅前で地元の写真撮りに来ていた方と話していたら、このデハ1002・・毎日運用されているのかと思いきや、全く運用に入ってない日も有るのだそうだ。お話によると「4日は午前中の数本のみで、今日以降は最終日の10日まで1日通しての運用は無いと思う」とのこと・・偶然とはいえ、有給取って乗りに来て正解でした。
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その方に教えてもらうまで気づきませんでしたが、自販機の脇の非常に目立たない所にネコも居ました。
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名前はきみちゃん。張り紙によると2011年の秋に尿結石になってしまったそうです。おそらく観光客の方からエサをたくさん貰っていたからでしょう。
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外川駅から折り返しに乗り、笠上黒生(かさがみくろはえ)駅に向かいます。 笠上黒生駅の手前で「停車するのか?」と思うほど減速したので、後で調べてみると2014年1月に駅構内のポイント上で脱線した事があるので減速運転をしているらしい。
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この笠上黒生駅舎の階段を見ていたら、富山地鉄の東三日市駅を思い出しました。

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駅前通りがただの民家の路地であります。
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非常に趣があるが、待合室もこの出札口も掲示物が非常に多い。
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次の電車まで時間がある為に周りをぶらぶらしていると、茂みの影に隠れてボロボロの列車がありました。丸いハンドルは何に使うのでしょうか?
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ユ100形(昭和44年製造・昭和60年改造)
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これ。
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銚子駅で折り返しの電車に乗って終点外川駅を目指します。そういえばこの駅でタブレット使ってました。しかし、このデハ1002は座席のスプリングがとっくに限界を超えており、10分座るだけで腰が痛くなってきます。
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後編に続く。
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