2015.6.2
茂原市の素掘りトンネルへ(2015年6月・前編) の続きです。
六つ目・・八幡宮の横を通ります。
いや・・横でなく神社の真下でした。
シルバーストーン名物のマゴッツ-ベケッツ -チャペルの高速3連続カーブを彷彿とさせる緩やかなS字を描く美しい素掘り隧道でした。現役の車道らしく内部には照明もありましたが、隧道の北側は民家の脇を通る狭小道路、そして南側(八幡宮への道)はかなりの急坂かつ直角コーナーが2か所あるので実際は車の通行はほとんど無いのではないか。
八幡宮に旅の安全を祈願した後、ふと脇を見ると廃道の切通しがありました。おそらくは直下を貫く隧道が開通する前の時代はこの切通しを人々は通っていたのだろう。調べてみると神社の標高は30m~35m程、近くを走る茂原街道の標高は15m程でした。思いがけず歴史に触れる事が出来ました。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
七つ目・・地図上トンネルがあるとは思いにくい。
こちらは徒歩でしか近づけませんが・・使われていませんね。
反対側・・少し進むもこちら側も明らかに使われていない小道でした。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
八つ目・・この隧道に関してはとにかく写真を見ていただきたい。
何ともフォトジェニックな小道と素掘り隧道である。隧道までの小道を年甲斐もなくスキップをしながら歩こうではないか。
かなり大きくぽっかりと開いた隧道の入り口。かなり背が高そうだ。
隧道内から振り返ると、房総ののどかな農村風景が広がります。
反対側は一般的な?形をしております。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
九つ目・・豊田小学校の脇にありました。
標識を見ると朝の登校時間は車両通行禁止となっていたので通学に使われているのだろう。
反対側の切通し。
素掘り隧道が通学路とは人生の良い思い出になる事でしょう。
上にも何かあるのかな?
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
十個目・・茂原でなく長南町にありました。
ここは少し斜めから見ると全く気付きません。
真正面から。広々とした片側一車線道路のすぐ脇に割れ目がありました。
かなり背の高く豪快な割れ目であります。
反対側から。この先にあった笹が覆いかぶさる狭い荒れ果てた農道を100mくらい下ると田んぼが出てきたが、その向こうに集落が見えたので普通に行くならその集落経由だろう。
ほとんどこの道(割れ目)を使う人はいないのかな?ただしトラクターの大きなタイヤの溝跡が残っていたので使う人はいるのだろう。向こう側に小さく見えるのは私のGSR600であります。
ということで、終わってみればちょうど10個の素掘り隧道を堪能した1日でしたが、同時にバイクでツーリングという意味では走行距離190キロ・ほぼ国道409号を往復しただけというチープな1日でありました。
以上
□■□■□■□■□
房総半島の素掘りトンネル一覧
↓月崎あたり↓
月崎の素掘りトンネルとアートへ。
月崎の素掘りトンネルと大山千枚田へ(2013年8月)。
月崎(ついでに茂原)の素掘りトンネルへ(2013年9月)。
涼を求めて房総の素掘りトンネルへ(2015年8月)
↓市原市↓
素掘りの日天様トンネルへ。
上総大久保周辺の素掘りトンネルへ。
平蔵の素掘りトンネルとか
↓富津市↓
『燈籠坂大師貫通洞』へ。
竹岡駅から『燈籠坂大師貫通洞』へ。
富津市竹岡と金谷の素掘トンネルへ。
↓その他いろいろ↓
山根稲荷参道の素掘りトンネルへ。
長南町の素掘りトンネルへ。
『赤山地下壕跡(館山市)』へ。
館山の素掘りトンネルと赤山地下壕跡へ。
南房総市の素掘りトンネルへ。
↓茂原市↓
茂原市の素掘りトンネルへ(2015年6月・前編)
茂原市の素掘りトンネルへ(2015年6月・後編)
茂原市その他の素掘りトンネルへ(2015年6月・追記)
茂原市の素掘りトンネルへ(2017年5月)
↓君津市↓
君津市川谷の素掘りトンネルふたつと怒田の廃校。
君津市大坂と二入の素掘りトンネルへ。
君津市平田の素掘りトンネルと鹿野山観光へ。
千本城址(君津市)の素掘りトンネルへ
千本城址(君津市)の素掘りトンネルへ
君津市豊英の素掘りトンネルへ。
君津市豊英の素掘りトンネルへ。(もうひとつ)
石射太郎山あたりの素掘りトンネルへ
↓とりあえずダム↓
三島湖の素掘りトンネルへ。
三島湖の素掘りトンネルへ。(再訪)
三島ダム・戸面原ダム周辺と大山千枚田。
亀山湖と養老周辺の素掘りトンネルへ。
↓鵜原↓
房総 鵜原理想郷へ。(前編)
房総 鵜原理想郷へ。(中編)
房総 鵜原理想郷へ。(後編)
房総の海と素掘りと鵜原理想郷(前編)
房総の海と素掘りと鵜原理想郷(後編)
↓大多喜町とか↓
『会所の森 親水広場』の素掘りトンネルへ。
大多喜町小土呂の素掘りトンネルへ。
養老渓谷の素掘りトンネルふたつ。
↓大網白里↓
大網白里町の素掘りトンネルふたつ。
大網白里市砂田の素掘りトンネルとか(前編)
大網白里市砂田の素掘りトンネルとか(後編)
切通しもどうぞ。
土気城跡の切通しと外房線の残り香。
御蛇ヶ池の切通しへ
『笠森観音』へ。
終わり。
茂原市の素掘りトンネルへ(2015年6月・前編) の続きです。
六つ目・・八幡宮の横を通ります。
いや・・横でなく神社の真下でした。
シルバーストーン名物のマゴッツ-ベケッツ -チャペルの高速3連続カーブを彷彿とさせる緩やかなS字を描く美しい素掘り隧道でした。現役の車道らしく内部には照明もありましたが、隧道の北側は民家の脇を通る狭小道路、そして南側(八幡宮への道)はかなりの急坂かつ直角コーナーが2か所あるので実際は車の通行はほとんど無いのではないか。
八幡宮に旅の安全を祈願した後、ふと脇を見ると廃道の切通しがありました。おそらくは直下を貫く隧道が開通する前の時代はこの切通しを人々は通っていたのだろう。調べてみると神社の標高は30m~35m程、近くを走る茂原街道の標高は15m程でした。思いがけず歴史に触れる事が出来ました。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
七つ目・・地図上トンネルがあるとは思いにくい。
こちらは徒歩でしか近づけませんが・・使われていませんね。
反対側・・少し進むもこちら側も明らかに使われていない小道でした。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
八つ目・・この隧道に関してはとにかく写真を見ていただきたい。
何ともフォトジェニックな小道と素掘り隧道である。隧道までの小道を年甲斐もなくスキップをしながら歩こうではないか。
かなり大きくぽっかりと開いた隧道の入り口。かなり背が高そうだ。
隧道内から振り返ると、房総ののどかな農村風景が広がります。
反対側は一般的な?形をしております。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
九つ目・・豊田小学校の脇にありました。
標識を見ると朝の登校時間は車両通行禁止となっていたので通学に使われているのだろう。
反対側の切通し。
素掘り隧道が通学路とは人生の良い思い出になる事でしょう。
上にも何かあるのかな?
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
十個目・・茂原でなく長南町にありました。
ここは少し斜めから見ると全く気付きません。
真正面から。広々とした片側一車線道路のすぐ脇に割れ目がありました。
かなり背の高く豪快な割れ目であります。
反対側から。この先にあった笹が覆いかぶさる狭い荒れ果てた農道を100mくらい下ると田んぼが出てきたが、その向こうに集落が見えたので普通に行くならその集落経由だろう。
ほとんどこの道(割れ目)を使う人はいないのかな?ただしトラクターの大きなタイヤの溝跡が残っていたので使う人はいるのだろう。向こう側に小さく見えるのは私のGSR600であります。
ということで、終わってみればちょうど10個の素掘り隧道を堪能した1日でしたが、同時にバイクでツーリングという意味では走行距離190キロ・ほぼ国道409号を往復しただけというチープな1日でありました。
以上
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房総半島の素掘りトンネル一覧
↓月崎あたり↓
月崎の素掘りトンネルとアートへ。
月崎の素掘りトンネルと大山千枚田へ(2013年8月)。
月崎(ついでに茂原)の素掘りトンネルへ(2013年9月)。
涼を求めて房総の素掘りトンネルへ(2015年8月)
↓市原市↓
素掘りの日天様トンネルへ。
上総大久保周辺の素掘りトンネルへ。
平蔵の素掘りトンネルとか
↓富津市↓
『燈籠坂大師貫通洞』へ。
竹岡駅から『燈籠坂大師貫通洞』へ。
富津市竹岡と金谷の素掘トンネルへ。
↓その他いろいろ↓
山根稲荷参道の素掘りトンネルへ。
長南町の素掘りトンネルへ。
『赤山地下壕跡(館山市)』へ。
館山の素掘りトンネルと赤山地下壕跡へ。
南房総市の素掘りトンネルへ。
↓茂原市↓
茂原市の素掘りトンネルへ(2015年6月・前編)
茂原市の素掘りトンネルへ(2015年6月・後編)
茂原市その他の素掘りトンネルへ(2015年6月・追記)
茂原市の素掘りトンネルへ(2017年5月)
↓君津市↓
君津市川谷の素掘りトンネルふたつと怒田の廃校。
君津市大坂と二入の素掘りトンネルへ。
君津市平田の素掘りトンネルと鹿野山観光へ。
千本城址(君津市)の素掘りトンネルへ
千本城址(君津市)の素掘りトンネルへ
君津市豊英の素掘りトンネルへ。
君津市豊英の素掘りトンネルへ。(もうひとつ)
石射太郎山あたりの素掘りトンネルへ
↓とりあえずダム↓
三島湖の素掘りトンネルへ。
三島湖の素掘りトンネルへ。(再訪)
三島ダム・戸面原ダム周辺と大山千枚田。
亀山湖と養老周辺の素掘りトンネルへ。
↓鵜原↓
房総 鵜原理想郷へ。(前編)
房総 鵜原理想郷へ。(中編)
房総 鵜原理想郷へ。(後編)
房総の海と素掘りと鵜原理想郷(前編)
房総の海と素掘りと鵜原理想郷(後編)
↓大多喜町とか↓
『会所の森 親水広場』の素掘りトンネルへ。
大多喜町小土呂の素掘りトンネルへ。
養老渓谷の素掘りトンネルふたつ。
↓大網白里↓
大網白里町の素掘りトンネルふたつ。
大網白里市砂田の素掘りトンネルとか(前編)
大網白里市砂田の素掘りトンネルとか(後編)
切通しもどうぞ。
土気城跡の切通しと外房線の残り香。
御蛇ヶ池の切通しへ
『笠森観音』へ。
終わり。