2015.6.2
   の続きです。

六つ目・・八幡宮の横を通ります。
キャプチャ

いや・・横でなく神社の真下でした。
DSC_0695
シルバーストーン名物のマゴッツ-ベケッツ -チャペルの高速3連続カーブを彷彿とさせる緩やかなS字を描く美しい素掘り隧道でした。現役の車道らしく内部には照明もありましたが、隧道の北側は民家の脇を通る狭小道路、そして南側(八幡宮への道)はかなりの急坂かつ直角コーナーが2か所あるので実際は車の通行はほとんど無いのではないか。
DSC_0726
八幡宮に旅の安全を祈願した後、ふと脇を見ると廃道の切通しがありました。おそらくは直下を貫く隧道が開通する前の時代はこの切通しを人々は通っていたのだろう。調べてみると神社の標高は30m~35m程、近くを走る茂原街道の標高は15m程でした。思いがけず歴史に触れる事が出来ました。
DSC_0698

・‥…━━━☆・‥…━━━☆
七つ目・・地図上トンネルがあるとは思いにくい。
キャプチャ

こちらは徒歩でしか近づけませんが・・使われていませんね。
DSC_0730
反対側・・少し進むもこちら側も明らかに使われていない小道でした。
DSC_0741

・‥…━━━☆・‥…━━━☆
八つ目・・この隧道に関してはとにかく写真を見ていただきたい。
キャプチャ


何ともフォトジェニックな小道と素掘り隧道である。隧道までの小道を年甲斐もなくスキップをしながら歩こうではないか。
DSC_0768
かなり大きくぽっかりと開いた隧道の入り口。かなり背が高そうだ。
DSC_0761
隧道内から振り返ると、房総ののどかな農村風景が広がります。
DSC_0757
反対側は一般的な?形をしております。
DSC_0749

・‥…━━━☆・‥…━━━☆
九つ目・・豊田小学校の脇にありました。
キャプチャ
標識を見ると朝の登校時間は車両通行禁止となっていたので通学に使われているのだろう。
DSC_0773
反対側の切通し。
DSC_0777
素掘り隧道が通学路とは人生の良い思い出になる事でしょう。
DSC_0780
上にも何かあるのかな?
DSC_0797

・‥…━━━☆・‥…━━━☆
十個目・・茂原でなく長南町にありました。
キャプチャ

ここは少し斜めから見ると全く気付きません。
DSC_0802
真正面から。広々とした片側一車線道路のすぐ脇に割れ目がありました。
DSC_0803
かなり背の高く豪快な割れ目であります。
DSC_0805
反対側から。この先にあった笹が覆いかぶさる狭い荒れ果てた農道を100mくらい下ると田んぼが出てきたが、その向こうに集落が見えたので普通に行くならその集落経由だろう。
DSC_0824
ほとんどこの道(割れ目)を使う人はいないのかな?ただしトラクターの大きなタイヤの溝跡が残っていたので使う人はいるのだろう。向こう側に小さく見えるのは私のGSR600であります。
DSC_0826
ということで、終わってみればちょうど10個の素掘り隧道を堪能した1日でしたが、同時にバイクでツーリングという意味では走行距離190キロ・ほぼ国道409号を往復しただけというチープな1日でありました。
以上
□■□■□■□■□
房総半島の素掘りトンネル一覧

↓月崎あたり↓





↓市原市↓




↓富津市↓




↓その他いろいろ↓






↓茂原市↓





↓君津市↓



千本城址(君津市)の素掘りトンネルへ
君津市豊英の素掘りトンネルへ。
君津市豊英の素掘りトンネルへ。(もうひとつ)
石射太郎山あたりの素掘りトンネルへ

↓とりあえずダム↓


 


↓鵜原↓






↓大多喜町とか↓




↓大網白里↓




切通しもどうぞ。



終わり。