2016.09.06
笠森観音    の後に同じ長南町にある「長福寿寺」を訪問しました。


以下Webサイトより抜粋。

長福寿寺は、およそ1200年の昔、延暦17年(798)に桓武天皇の勅願により、伝教大師最澄によって創建され、文和年中(1353)比叡山恵光坊義憲僧正によって再営された由緒ある大古刹です。
徳川時代には、将軍より寺領50石が寄進され、10万石の格式が与えられており、年頭の礼には御城書院独礼席の待遇を受けていたのです。明治時代には、桓武天皇の勅願寺して由緒正しきが故に諸堂保存費として内務省より御下賜金を賜り、さらに比叡山延暦寺より金一封を下附されたのです。 


江戸時代には房総三国における天台宗の大本山として末寺308ヶ寺を有し、各寺院を統理していた大寺院である。ですが・・・遠目から見るとそうとは思えない何やらポップな感じがする非常に立派な本堂があり、手前には狛犬ではなく2匹の像が見えますな。
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こんな派手な色使いの案内図はあまり見た事がない。
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ポスターも非常に派手でとにかくキラキラしております。お寺のホームページの味付けも由緒あるお寺とは思えないポップな感じに仕上がっています。
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裏側には女性固有のお悩みが治りまくったという報告がありました。右上みたいな人妻に「現在は妊活中です」なんて言われると私の様な下衆な下衆のおっさんはもう溜まりません。
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正しくは「警備発報」です。これだと文字どおり撃たれてしまいます。
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説明によると、吉ゾウくんがここに来たのは今から430年ほど前で室町時代の末の頃とのこと。そうですか。
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ノボリだらけ。
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敷地内には休憩場所まであり、中はちゃんと冷房が効いていました。至れり尽くせりとはまさにこのことであろう。

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 カレー味?と驚いているが、絵がそのまんまカレールーなので何がカレー味なのか分かりません。それから個人的には金運といっても、普通のサラリーマンでギャンブル・投資・宝くじ等一切手を出していないのであんまりピンときません。じゃあそもそも来るんじゃねーよって話しかも知れませんが。

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ここまで言い切られると何だか納得してしまいます。それどころかそこら辺に溢れている「金運をはじめとして色々な運がアップします」とヘラヘラしている?神社やお寺よりは余程説得力があるといっても良いだろう。DSC_0543
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目標は池の真ん中の像で、何故か100円玉以外は不可という若干インフレな設定の運だめし。取りあえずやってみる。

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ここはぎりぎりロープ際まで近づいて、下からすくい上げる様に投げてピタッと止めて見せようと思ったが・・なんとロープに近づきすぎアンダースローの途中でロープに手が接触するという凡ミスを犯したため、私の100円玉は美しい放物線を描く暇もないまま1m先に着水してしまいました。何てこったい・・・吉ゾウ君は「何度でも挑戦して欲しいゾウ」という事だったが、お金がもったいなかったので1回で終わり。

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この長福寿寺はふざけているお寺かと思いきやとても真面目なお寺でした。こういう真面目に上質なカオスを作り出している寺院は大好きであります。

帰り際、寺院の由来についてやたらに流暢な音声が背後から流れてきたので「自動でテープ流してるのか?」と振り返ると、住職らしき人が生でマイクを握って喋っていました(写真右の売店の軒下)。どこまでも真面目な長福寿寺でありました。
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以上
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終わり