2016.11.20
この存在をTwitterで知ったのはちょうど一週間前の日曜日。1日も早く見に行きたいと思っての次の日曜のこの日である。そんなに急いだ理由の半分は、12月に入ると寒くてバイクに乗らなくなって行くのが来春になってしまうからですけど。

スターハウスが4棟・2階建てメゾネットタイプが2棟・普通の4階建てが1棟。すべての入り口は閉鎖されていました。A-2棟とA-3棟。
DSC_0459
DSC_0461
手前の白いボックスは浄化槽の制御盤でした。
DSC_0404
A-4スターハウスの横にはバス停でもあったのかな?そういやここから子供達はどうやって学校に通っていたのだろう。買い物ひとつするにも山を降りないといけないので非常に面倒くさい。
DSC_0422
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
窓の造りを見るに改修されずに今日に至ったようである。
DSC_0485
DSC_0274
このステンドグラス風シール、昔流行ってたなぁ。
DSC_0348
給湯器は後付け。元々はシルバーの目隠し板の所にあったんだろう、結構ワイルドなのね。
DSC_0392
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
番号いろいろ。
DSC_0464
DSC_0360
DSC_0314
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
勿体ぶっても仕方が無いので場所を説明すると、ここは高崎市の「国立のぞみの園」。このスターハウス4棟を含めた計7棟は職員用の住宅だった様です。(少し離れた所に団地タイプの5階建てがもう1棟ありました)
DSC_0377
Webサイトを見ると、昭和46年4月「国立コロニーのぞみの園」として開園し、平成15年に独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園として発足とある。スターハウスの建設は昭和30年代が中心。これらが開園時期前後に建設されたとすると、最も遅い部類に入るだろう。
DSC_0467
DSC_0367
ここは当初の名称のコロニーという名前が示すように、高崎市といっても高崎白衣大観音-観音山-の更に奥にあり、市街地からは隔絶された場所にあります。
DSC_0494
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
2階建てメゾネットタイプが2棟。A-6とA-7
DSC_0299
ひとつの棟はバルコニー側に造作がありました。目の前は雑木林で誰の迷惑にならないから、どうせならもっとせり出しても良かったのでは?
DSC_0293
ひさし地獄 玄関扉と勝手扉にそれぞれひさし。
DSC_0310
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
ほとんど車は通りません。路上を歩いていると、私とスターハウスをチラチラ見ながら一台の車が徐行しながら通りすぎたが、「ただの廃墟マニアか」と思ったことだろう。
DSC_0377
その車を停めて「ただの廃墟だったら私は見に来ない。これはスターハウスの廃墟という非常に珍しい事案だから来たのである」と力説したかったが、近寄った所で、不審者扱いされてはね飛ばされるのがオチだろうから止めておいた。
DSC_0434
なだらかな傾斜地をそれぞれのスターハウスのために整地したのだろう。歩くと必然的に見上げるか見下ろす形になります。でも肝心の住居の窓からの景色は木々に囲まれているのでそんなに良い訳では無さそう。
DSC_0489
小道に一匹のネコが気持ちよさそうにひなたぼっこしてましたが、近づいたら逃げてしまいました。犬の扱いならある程度自信はあるけど、なぜにネコは顔見るだけで逃げるのか・・
DSC_0379
7棟で計80戸。今は職員の皆さんは山のふもとから車通勤されているのでしょう。
DSC_0446

紅葉は見頃の終わり。 この後はもののついでにすぐ近くの高崎白衣大観音を観光して帰りました。
DSC_0318
DSC_0333
いやはや素晴らしい1日となりました。
この後はこちらを訪問 → 
□■□■□■□■□
この日立寄ったところ。




□■□■□■□■□
その他のスターハウスはこちら↓








終わり。