2017.7.10
  の続き
この日は電車は少しお休みして、路線バス(下北交通佐井線)から船(佐井から脇野沢)の陸奥湾フェリー(脇野沢から蟹田)の最後にちょっとだけ電車(蟹田から青森)の予定です。

この旅に出るちょっと前に、週刊誌の地方のバス路線特集とかそんなんで佐井線(佐井車庫)の写真を見て、是非とも行きたいと思ったのが事の始まり。
色々調べてみると、時間は掛かるがむつ市中心部から佐井、そして佐井から脇野沢へは船で。更には脇野沢から蟹田までフェリーで行ける事が分かったので行くことにしました。

ということで、この日は宿から歩いて下北交通のむつバスターミナルへ。
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ターミナルに着いたのが朝8時頃という事もあってか、数分置きにバスが出て行くので驚きました。手前のタクシーはバスが出る時だけ、器用に前進してまた元の位置に戻るを繰り返しておりました。
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その真正面にあった「むつ松木屋」 大きな百貨店ですね。むつ市は1985年の7万1857人をピークに人口が減少しており、2015年では約58,000人に減ってしまったそうです。
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そしてこちらがターミナルの窓口。降りる時にいちいち料金払うのが面倒なので、先に買ってしまおうと思いましたが、降りる時に払ってくれという事で結局買えませんでした。
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私の乗る佐井線は、むつ→大畑→下風呂→何やかんやで佐井の63.5キロです。
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私の乗る佐井行きは平日だと8時15分の次は11時30分とかなりの間が空いてしまいます。本当は途中下車して次の便にでも乗りたいところだが、スケジュール上それは厳しいので諦めました。
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ターミナルの裏側。2階3階は使われているのでしょうか?
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自分の乗るバスの隣のバスがやたらに可愛いです。
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さてさて、むつターミナル8時15分発の終点佐井車庫前10時19分着という、2時間ちょっとで約60キロの長旅の始まりです。それにしても最初から段差が凄い。
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佐井行きの車内には10人ほど。エアコンが負けるくらいに日差しが強い道中でした。発車した瞬間から、笑ってしまうほどミシミシギシギシガタガタととにかく騒々しい。
時折りギアが入りにくいのかガヴォガヴォ!、道路の凹凸を超える時は速度を相当落とすのだが、それでもお尻にゴン!とかなりの衝撃が伝わる。
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最初は「せっかく乗ったのに眠ってしまったらどうしよう・・」と思っていたが、結果的には寝るには騒々しすぎました。
途中の大畑で少々停車したのでトイレを済ませます。ちなみにここは廃線となった大畑線の駅舎だったのですが、バス停としてそのまま利用しています。
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この佐井線は国道279号から338号を通っていくのだが、時々国道を外れて集落や病院を回っていくバスでした。私の様に長距離を通して乗る客は一人もいなかったが、結構それぞれの地域の方の短距離移動に使われていました。
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途中の大間崎。大間崎の看板の向こうに灯台が見えたのでこのブログ書くまで「函館って近いんだな~」と感動していたが、大間崎の先の弁天島の灯台でした・・・あんなに近いわけないか。
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そして終点の佐井車庫に到着。当たり前だが車庫でした。2時間ちょっとで約60キロの長旅の終着地は非常に地味でありました。
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ここから佐井の港まで、青森行きのポーラスターという船に乗るために戻らなくてはなりません。
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折り返しのバスは11時31分発でむつバスターミナル着は13時35分でした。運転手さんはここで1時間くらい休憩して、また2時間かけてむつ市の中心部に戻るっていうことですな。
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   へ続く
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この旅の行程












番外編














終わり