2019.2.8
 の続き
この旅3日目の朝は室戸市室津の太田旅館から始まりました。こちらは宿から歩いて数分の朝9時頃の「東町商店街」です。
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朝なのでもちろんまだお店のシャッターは閉まっていますが、これどのくらい開くのでしょうかね?
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昔の牛乳箱 明治牛乳 活性パイゲンG
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国道55号線沿いにあった八王子宮はスロープ付きでした。この神社だけに限らないのですが、高知の神社のおさい銭箱とか鈴が拝殿の前じゃなくて、拝殿の中にあるから靴脱いで上がらないといけないので正直面倒でした。
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最初見た時は「お参りできないじゃないか・・・」と途方に暮れましたが、扉開けると拝殿の中に参拝セットがある神社が多かったです。皆様も早とちりにはお気を付け下さい。
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こちらは川を挟みますが、室戸市役所からも近い「古戸商店街」です。
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千代田生命の文字をみると、メタリカのエンター・サンドマン Enter Sandmanの「千代田生命に行こう~」の空耳を思い出します。
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さっきの東町商店街よりは活気がありそうな商店街でしたけど、室戸市の人口調べたら昭和30年代は3万人以上、平成14年は2万人ちょっと、今は14,000人ちょっとなので結構な減少率です。
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後免から土佐くろしお鉄道に乗っていると、香南市夜須を過ぎた辺りから終点の奈半利まで高架の横には海があって、反対側を見るとこちらもすぐ近くまで岡や山が迫っている所が多くて、本当に平地が少ない地域なんだなと感じました。
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奈半利からバスに乗って国道55号線で室戸に来るまでも同じで、海の近くに家々が密集しているのでもっと人口は多そうな印象を持ちました。ここ室戸市も8割以上が山林だそうです。
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四国電力の関連施設の脇にあった記念碑によると、ここに昔は室戸火力発電所があって大正12年~昭和9年まで稼動していたらしい。
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国道55号のすぐそばにある商店街なのですが、ちょっと下がっているので国道からはほとんど見えません。
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最新型サングラスってたくさんあるのね。
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そしてこの後は室戸岬に行こうかどうか非常に悩みましたが、昔バイクで行ったこともあるし、便数の少ないバスに乗って見たいほど岬に強烈な興味もなかったので、再び鯨を食べようとバスで奈半利に戻る途中にある道の駅「キラメッセ室戸」に寄りました。

お昼を食べるには時間がまだ早かったので、ちょっと海岸をぶらぶらする事にしました。
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写真は新村不動堂。この不動堂は明治始めまで四国霊場第26番札所金剛頂寺が女人禁制だったため、このお堂で代わりにお参りをしてにぎわったそうです。現地看板には「行道不動」と書いてありました。
駐車スペースもあるし階段もやけに新しいなと思ったら、wikipediaによると平成23年に不動堂が建て直されるとともに周辺が整備されたとのことです。
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空海の足は大きいな・・・私は「空海はラオウ」説を唱えたい。いや「ラオウは空海」か。
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シマシマ模様の奇怪な岩が辺り一面に広がっていました。
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約4000万〜3500万年前の深海の地層ということです。おそらく室戸岬の方もこんな感じだと勝手に思ったので、ここに寄って本当に良かったです。
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途中でこの新村(しむら)遊歩道がぶっ壊れていました。台風のせいだとするともの凄いエネルギーである。
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そしてこの散歩でお腹を空かせてから「キラメッセ室戸」で鯨を食べましたが、昨日の宿で食べた鯨の1/10くらいの美味しさしか無くてとても残念でした。
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続く
そしてお次は「吉良川小学校通」で下車。
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こちらが吉良川の街並み。
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大正15(1926)年に建てられ、昭和40(1965)年頃まで使用されていたという郵便局がありました。
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妻側がレンガ造りの建物もありました。
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室戸市観光協会のWebによると
高知県で初めて、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された吉良川町。明治期に建てられた漆喰壁の商家や、水切 り瓦の蔵が立ち並び、日本の懐かしい町並みを今に残しています。また台風常襲地として、風雨から家を守るために、河原石や浜石でつくられた外壁”石 ぐろ”も、室戸ならではの独特の景観です。
ということです。
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味のありすぎる床屋さん
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ここ吉良川は良質な木炭と薪が取れることから「土佐備長炭」の積み出し港として大いに栄えたそうです。
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色んな造りの家々があってそれぞれに個性があって面白い町並みです。
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道が狭いので軽自動車が活躍しておりました。2階部分の高さが低い「つし二階」も特徴のひとつだそうです。
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 へ続く
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この旅の行程
1日目:




2日目



3日目



4日目

終わり