2019.11.22
山形と新潟の端を訪ねる旅.3日目(筒石 前編) の続き
で・・・何となくこの辺りに廃墟化した船屋があるとは聞いていたので、とりあえず港の方に引き返すと漁業組合の建物にも味がありました。
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これは船の格納庫でしょうか?
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裏を見るとかなり古そうな建物です。でも探している舟屋はこれでは無さそう。
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前に行った伊根の船屋は島に守られた湾のような場所にあったのでこれかとも思ったのですが、私が写真で見たものとは随分と雰囲気が違ってました。
伊根の舟屋へ。(3日目前編)
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中は木材だらけでした。
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屋根もボロボロになっています。
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そして漁港の遊具はやはり海産物押しですね。
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ということで「どうやらこれでは無さそうだぞ」と、トイレ休憩ついでにちょっと歩いて北の方を見てみると、さっき歩いて往復した筒石の集落の向こうにそれっぽい建物群がうっすらと見えました。集落行った時にちゃんと海に出て左右を見渡せば良かったです。結果的にこの集落を2往復して列車も一本見送る事となりました。
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ここに那須サファリパークの看板ですか。
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歩いているとカンカンと工事音がどこからともなく聞こえてくるので辺りを見渡すと、はるか頭上の断崖絶壁の様な山肌で工事をしていました。恐ろしい・・・今まで崩れた事ないのでしょうか?
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筒石は海と山の間にある集落でした。
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続く
ここ、まさかこんな日本海に直で向かい合う場所にあるとは全く想像していませんでした。
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冬を超えるごとにどんどん劣化しているのでしょう。
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看板を見ると「林業機械」と書かれているので海の仕事も山の仕事も両方やっていたのでしょうか。
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ハングルが書かれた不届きなゴミを探しましたが、残念ながらそれは一つだけ。後は日本語が書かれたゴミばかりでございました。海にゴミを捨てる奴は全く理解できません。
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平成5年のシールが貼ってある船もありました。30年くらい前まではある程度使われていたのでしよう。
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この100mくらいのエリアだけ海岸に斜めにコンクリ基礎をしっかり打ってあって、木材を突っ込む穴や土台まで用意されていました。
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このエリア以外は普通の砂浜が広がっているので、物凄い唐突感があります。
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そして目の前はちょっとした岩礁っぽくて岩が海面から顔を出していました。この舟屋からどうやって船出したのでしょうか?この岩礁のおかげでここだけ少しは波が少なかったのかな?
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ちょっと面白いのがここは国道からみると普通の小屋にしか見えないのです。まさか下があんなにボロボロだとは思わないでしょう。でも下から見ると内部に階段がないので、道路側は物置って感じでしょうか。
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11時11分の泊行きの列車に乗るために坂道を登って再び筒石駅に戻ってきました。
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上りと下りでホームがずれて設置されていました。
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ここは列車の接近が分かりやすくて良いですね。お次は市振駅に向かいます。
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この旅の行程
山形と新潟の端を訪ねる旅.1日目(吹浦駅)
山形と新潟の端を訪ねる旅.2日目前編(女鹿駅)
山形と新潟の端を訪ねる旅.2日目中編(羽前水沢と鼠ヶ関)
山形と新潟の端を訪ねる旅.2日目後編(鼠ヶ関と村上)
山形と新潟の端を訪ねる旅.3日目(筒石・前編)
山形と新潟の端を訪ねる旅.3日目(筒石・後編)
山形と新潟の端を訪ねる旅.3日目(市振と梶屋敷と親不知)
山形と新潟の端を訪ねる旅.3日目(谷浜と有間川)
山形と新潟の端を訪ねる旅.3日目(有間川の続きと直江津)
終わり