2012.2.4
1泊2日で長崎へ。土曜日は長崎市内の教会やら何やら撮影しようかと思っていた。

しかし、数日前に同じ課の廃墟マニア女子に数冊マニア本を貸してもらった中に、長崎の「池島炭鉱跡」というのがあって、調べてみると長崎市街から30キロくらいの距離の神浦港から行けることが分かったので行く事にしました。
ただ、それを調べたのが金曜日の夜・・・よって土曜8時20分の長崎行き飛行機に乗る前に、レンタカー屋に電話し急きょ予約。
ちなみに乗ったのはSUZUKIスイフト。これがまた北海道で同じくレンタカーで乗ったマーチとは比べ物にならない程、レベルが高い。結構な速度でコーナー進入してもしっかり曲がってくれる。サスもフワフワでもカチカチでもなく上質と感じた。スイフト侮りがたし。真面目に車作ってますね。

で、池島です。島なのに池って何でしょうか?船を降りるといきなり寂れた団地がお迎え。
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ほとんど無人かな。
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港の周りの団地には若干ではあるが人の生活の匂いがあった。
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この池島は池島炭鉱があった島で周囲約4km。何と2001年11月に閉山したそうで、炭鉱が21世紀・平成の世まで稼働していたとは驚きです。現在の人口は数百人ですが、最盛期は7.8千人いたそう。
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廃団地
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廃団地
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廃団地のなかにこんな看板があったので入ってみた。
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3階から4階を見る。屋上なんか無いぞ?
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扉には鍵掛かっていたが、新聞受けから覗くとモデルルームがあった・・・「誰か住んでいるのか?」「そんな訳ないよな?」と自分に言い聞かせるも、急に背筋に汗が浮いてきた。
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こちらは3階の扉に掛かっていた安眠中の警告文。「いやこの棟には人はいないはず」と、再度自分に言い聞かせる。という訳で、一刻も早く退散しようとしてブレてしまった次第である。自分がビビリと再認識できた。
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廃団地
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廃団地
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廃団地
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たまに誰か住んでる。
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まだまだ続く

発電所(島内を巡るバスの運転手さんが教えてくれた)
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運転手さん曰く「昔は水も電気も全て島内でまかなっていた」ということ。確かに火力発電なら燃料は豊富にある訳ですね。水も島内で海水から真水に精製していたらしい。

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港にあった何かの機械。
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いつもなら「廃線じゃないか!」ってテンションが上がるが、もはや島全体がそんな感じなのでお腹いっぱいで「あ・・・そう」って思ちゃった。
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最盛期は、この歩道橋を通らないと渡れないくらいたくさんの貨物が通過したのかな?
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中に入っても誰も見てないけど、行く気は起きない。
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商店 閉店がらがら
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商店 閉店がらがら2
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続く。

追記:こちらの団地もどうぞ。












以上