2012.2.5
軍艦島③
正面奥に見えるのは1916年(大正5年)に建てられた、日本最古の7階建鉄筋コンクリート造の高層アパートで140戸(6畳一間に家族で住んでたらしい)もあったそう。

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ちょっと・・・言葉で遊んでみた。
続く
もうすぐ100才の君。 僕たちに捨てられてから君は35年以上も放ったらかしな訳だ。
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君は僕たちを一生懸命支えてくれたよね。一体いくつの新しい生命がここで宿り、巣立っていったのだろう。
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いつの日か力尽きて崩れ落ちるその日まで、君はその姿で幾人の人の心を揺さぶるんだい?
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でも・・・君を勝手に捨てたのは僕たちだから。今さら頑張れなんてわがままだって君は怒るかな。日本人が皆前を向き、豊かさに向けひた走っていた時代を見続けた君。
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そんな幸せな時間はあっという間に過ぎ去っちまった。今僕達はただただ生かされているだけさ。
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僕達は君の変わり果てて疲れ切ったその姿を、半分冷やかしながら見ているつもりだったけど。もしかして、君は哀れみの目でそんな僕らを見つめていたのかな。「お前らも僕みたいになるんだよ」って・・・
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人生とは移ろいやすいもの。それはそれでいいんだ。わかってる。君にはまた会う日まで無様な姿でも良いんだ。その姿を見せ続けて欲しいんだ。建ち続けて欲しいんだ。
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以上
作詞・・・クラベッキー

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追記:こちらの団地もどうぞ。









以上