2016.11.20
この存在をTwitterで知ったのはちょうど一週間前の日曜日。1日も早く見に行きたいと思っての次の日曜のこの日である。そんなに急いだ理由の半分は、12月に入ると寒くてバイクに乗らなくなって行くのが来春になってしまうからですけど。
スターハウスが4棟・2階建てメゾネットタイプが2棟・普通の4階建てが1棟。すべての入り口は閉鎖されていました。A-2棟とA-3棟。


手前の白いボックスは浄化槽の制御盤でした。

A-4スターハウスの横にはバス停でもあったのかな?そういやここから子供達はどうやって学校に通っていたのだろう。買い物ひとつするにも山を降りないといけないので非常に面倒くさい。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆
窓の造りを見るに改修されずに今日に至ったようである。


このステンドグラス風シール、昔流行ってたなぁ。

給湯器は後付け。元々はシルバーの目隠し板の所にあったんだろう、結構ワイルドなのね。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆
番号いろいろ。



・‥…━━━☆・‥…━━━☆
勿体ぶっても仕方が無いので場所を説明すると、ここは高崎市の「国立のぞみの園」。このスターハウス4棟を含めた計7棟は職員用の住宅だった様です。(少し離れた所に団地タイプの5階建てがもう1棟ありました)

Webサイトを見ると、昭和46年4月「国立コロニーのぞみの園」として開園し、平成15年に独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園として発足とある。スターハウスの建設は昭和30年代が中心。これらが開園時期前後に建設されたとすると、最も遅い部類に入るだろう。


ここは当初の名称のコロニーという名前が示すように、高崎市といっても高崎白衣大観音-観音山-の更に奥にあり、市街地からは隔絶された場所にあります。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆
2階建てメゾネットタイプが2棟。A-6とA-7

ひとつの棟はバルコニー側に造作がありました。目の前は雑木林で誰の迷惑にならないから、どうせならもっとせり出しても良かったのでは?

ひさし地獄 玄関扉と勝手扉にそれぞれひさし。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆
ほとんど車は通りません。路上を歩いていると、私とスターハウスをチラチラ見ながら一台の車が徐行しながら通りすぎたが、「ただの廃墟マニアか」と思ったことだろう。

その車を停めて「ただの廃墟だったら私は見に来ない。これはスターハウスの廃墟という非常に珍しい事案だから来たのである」と力説したかったが、近寄った所で、不審者扱いされてはね飛ばされるのがオチだろうから止めておいた。

なだらかな傾斜地をそれぞれのスターハウスのために整地したのだろう。歩くと必然的に見上げるか見下ろす形になります。でも肝心の住居の窓からの景色は木々に囲まれているのでそんなに良い訳では無さそう。

小道に一匹のネコが気持ちよさそうにひなたぼっこしてましたが、近づいたら逃げてしまいました。犬の扱いならある程度自信はあるけど、なぜにネコは顔見るだけで逃げるのか・・

7棟で計80戸。今は職員の皆さんは山のふもとから車通勤されているのでしょう。

紅葉は見頃の終わり。 この後はもののついでにすぐ近くの高崎白衣大観音を観光して帰りました。


いやはや素晴らしい1日となりました。
この後はこちらを訪問 → 洞窟観音と徳明園の紅葉。
□■□■□■□■□
この日立寄ったところ。
とある山中にある廃スターハウス群。
洞窟観音と徳明園の紅葉。
高崎白衣大観音とその参道(前編)
高崎白衣大観音とその参道(後編)
□■□■□■□■□
その他のスターハウスはこちら↓
『桃陵市営住宅(京都市)』へ。
赤羽台団地と桐ヶ丘団地へ(前編)
赤羽台団地と桐ヶ丘団地へ(後編)
赤羽台団地と桐ヶ丘団地へ(再訪・前編)
赤羽台団地と桐ヶ丘団地へ(再訪・後編)
『野方団地』へ。
松戸市立博物館と常盤平団地へ。
『養正市営住宅(京都市)』へ。
終わり。
この存在をTwitterで知ったのはちょうど一週間前の日曜日。1日も早く見に行きたいと思っての次の日曜のこの日である。そんなに急いだ理由の半分は、12月に入ると寒くてバイクに乗らなくなって行くのが来春になってしまうからですけど。
スターハウスが4棟・2階建てメゾネットタイプが2棟・普通の4階建てが1棟。すべての入り口は閉鎖されていました。A-2棟とA-3棟。


手前の白いボックスは浄化槽の制御盤でした。

A-4スターハウスの横にはバス停でもあったのかな?そういやここから子供達はどうやって学校に通っていたのだろう。買い物ひとつするにも山を降りないといけないので非常に面倒くさい。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆
窓の造りを見るに改修されずに今日に至ったようである。


このステンドグラス風シール、昔流行ってたなぁ。

給湯器は後付け。元々はシルバーの目隠し板の所にあったんだろう、結構ワイルドなのね。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆
番号いろいろ。



・‥…━━━☆・‥…━━━☆
勿体ぶっても仕方が無いので場所を説明すると、ここは高崎市の「国立のぞみの園」。このスターハウス4棟を含めた計7棟は職員用の住宅だった様です。(少し離れた所に団地タイプの5階建てがもう1棟ありました)

Webサイトを見ると、昭和46年4月「国立コロニーのぞみの園」として開園し、平成15年に独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園として発足とある。スターハウスの建設は昭和30年代が中心。これらが開園時期前後に建設されたとすると、最も遅い部類に入るだろう。


ここは当初の名称のコロニーという名前が示すように、高崎市といっても高崎白衣大観音-観音山-の更に奥にあり、市街地からは隔絶された場所にあります。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆
2階建てメゾネットタイプが2棟。A-6とA-7

ひとつの棟はバルコニー側に造作がありました。目の前は雑木林で誰の迷惑にならないから、どうせならもっとせり出しても良かったのでは?

ひさし地獄 玄関扉と勝手扉にそれぞれひさし。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆
ほとんど車は通りません。路上を歩いていると、私とスターハウスをチラチラ見ながら一台の車が徐行しながら通りすぎたが、「ただの廃墟マニアか」と思ったことだろう。

その車を停めて「ただの廃墟だったら私は見に来ない。これはスターハウスの廃墟という非常に珍しい事案だから来たのである」と力説したかったが、近寄った所で、不審者扱いされてはね飛ばされるのがオチだろうから止めておいた。

なだらかな傾斜地をそれぞれのスターハウスのために整地したのだろう。歩くと必然的に見上げるか見下ろす形になります。でも肝心の住居の窓からの景色は木々に囲まれているのでそんなに良い訳では無さそう。

小道に一匹のネコが気持ちよさそうにひなたぼっこしてましたが、近づいたら逃げてしまいました。犬の扱いならある程度自信はあるけど、なぜにネコは顔見るだけで逃げるのか・・

7棟で計80戸。今は職員の皆さんは山のふもとから車通勤されているのでしょう。

紅葉は見頃の終わり。 この後はもののついでにすぐ近くの高崎白衣大観音を観光して帰りました。


いやはや素晴らしい1日となりました。
この後はこちらを訪問 → 洞窟観音と徳明園の紅葉。
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この日立寄ったところ。
とある山中にある廃スターハウス群。
洞窟観音と徳明園の紅葉。
高崎白衣大観音とその参道(前編)
高崎白衣大観音とその参道(後編)
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その他のスターハウスはこちら↓
『桃陵市営住宅(京都市)』へ。
赤羽台団地と桐ヶ丘団地へ(前編)
赤羽台団地と桐ヶ丘団地へ(後編)
赤羽台団地と桐ヶ丘団地へ(再訪・前編)
赤羽台団地と桐ヶ丘団地へ(再訪・後編)
『野方団地』へ。
松戸市立博物館と常盤平団地へ。
『養正市営住宅(京都市)』へ。
終わり。